バカラをご存知の方は、「バカラ=ギャンブル」というイメージで運任せのゲームだと思っている方も多いと思います。
バカラはカジノのゲームの中で賭け金が、戻ってくる見込みを指す期待値が最も高いことが挙げられます。
そこで今回は「PLAYER」と「BANKER」と「TIE」の出現確率の違いから、それぞれのハウスエッジ(控除率)を計算し、バカラにおける最適な戦略(セオリー)を見つけてみましょう。
そもそもバカラのルールが分からない方は下記の記事もご覧ください。
バカラのルール|カジノの王様と呼ばれるバカラを分かりやすく解説
バカラに於ける期待値
まず計算条件として、バカラでよく使われる8Deckを条件に計算します。
8Deckとは、ジョーカーを除いたトランプ52枚を1セット(1Deck)とし、8セット(8Deck)のトランプを使用するということです。
- 配当
BETした場合に得られる利益の割合。
「BANKER」に賭けている場合はBANKER勝利でBET額の0.95倍がもらえ、PLAYER勝利でBET額分、損するという意味。 - 出現確率
バカラを8Deckで行った時に出現するすべてのカードの組合せからそれぞれの「結果」が出る確率。 - リターン
配当×出現確率、期待値 - ハウスエッジ
「結果」それぞれの「リターン」の総和。期待値のことです。
BANKERにBETした場合のハウスエッジ
結果 | 配当 | 出現確率 | リターン |
BANKER勝利 | 0.95 | 0.458597 | 0.435668 |
PLAYER勝利 | -1 | 0.446247 | -0.446247 |
TIE | 0 | 0.095156 | 0 |
ハウスエッジ | -0.010579 |
PLAYERにBETした場合のハウスエッジ
結果 | 配当 | 出現確率 | リターン |
BANKER勝利 | -1 | 0.458597 | -0.435668 |
PLAYER勝利 | 1 | 0.446247 | 0.446247 |
TIE | 0 | 0.095156 | 0 |
ハウスエッジ | -0.012351 |
TIEにBETした場合のハウスエッジ
結果 | 配当 | 出現確率 | リターン |
BANKER勝利 | -1 | 0.458597 | -0.435668 |
PLAYER勝利 | -1 | 0.446247 | -0.446247 |
TIE | 8 | 0.095156 | 0.761248 |
ハウスエッジ | -0.143596 |
上の表のハウスエッジをパーセンテージに置き換えると、
BANKER勝利 | -1.06% |
PLAYER勝利 | -1.24% |
TIE | -14.36% |
となります。
このパーセンテージの意味は、賭け金に対して平均的に失う金額の割合を表したものです。
分かりやすく毎回1,000円ずつBANKERに賭けるとしたら約10.6円を毎回平均的に損失することになり、TIEに毎回1,000円賭けると毎回144円失っていく計算となります。
バカラ唯一の基本戦略
このハウスエッジ(控除率)から考えた場合、PLAYER(0.95倍)よりもBANKER(1倍)にBETする方がハウスエッジが小さいため、理論的にはBANKERにBETする方が僅かに有利となります。
しかしあまりにも差が小さいため、実際にプレイする際は気にするほどのものではありません。
ただどうしても迷った時にBANKERに賭けることは確率的に「最善」の選択と言えるでしょう。
しかしTIEに賭けることは明らかに不利な賭け方だということは、結果を見ればよくお分かり頂けると思います。
それにTIEが出たとしても「カジノの総取り」にはならず、賭け金は100%しっかりと戻ってきます。
このようにバカラにおいての「戦略」について一つ挙げるとしたら
「TIE(引き分け)」には絶対に賭けず、必ず「BANKER」か「PLAYER」に賭けるということです。
自分の予想がことごとく裏目に出て、BANKER、PLAYERのどちらも選べなくなったときは、すがる思いで「TIE」に賭けてしまいがちですが、確率的に考えると絶対的に不利だということを覚えておきましょう。
実際に稼げるのか検証してみた
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